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生活習慣病と 慢性腎臓病の関わり
 最近注目されている慢性腎臓病(CDK)についてお話します。

●慢性腎臓病とは?
 尿蛋白や腎臓の形態的変化、あるいは腎臓のろ過能力である糸球体ろ過量の低下が3ヶ月以上続くものとされ、腎臓疾患の種類は問いません

●慢性腎臓病が注目されている背景は?
 糸球体ろ過量が60以下の人はわが国に2000万人いると推定されています。また、透析患者は現在26万人で、毎年1万人ずつ増加しています。一方、慢性腎臓病が心筋梗塞、心不全、脳卒中など心血管疾患の危険因子であると子が疫学調査で確認されました。以上のことから腎臓病を早期に発見し、腎不全や心血管疾患の発症を予防することが大事です。

●慢性腎臓病と生活習慣病については?
 慢性腎臓病の原因として増加しているのは、糖尿病による糖尿病性腎症と高血圧による腎硬化症です。また、高脂血症も腎臓機能に悪影響をあたえることが明らかになってきています。高血圧、糖尿病、高脂血症はそれ自体が心血管疾患の危険院ですが、腎機能も悪化させ、心血管のリスクを増悪させています。

●慢性腎臓病の予防は?
 食塩摂取を控え、肥満を解消し、適度な運動をすることが生活習慣病の発症を抑え、慢性腎臓病の予防にも繋がります。

循環器科 : 能戸 徹哉
「青いポスト」2008年9月16日号 掲載

     

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