スイッチOTC 市販薬 医療薬

病院の薬と市販薬のちがいとは?

 薬には病院で処方される『医療薬』と薬屋さんで購入する『市販薬』とがあります。
 医療薬と市販薬では含まれている有効成分の種類や用量に差があります。
 それぞれの違いをよく理解して薬を正しく使用して下さい。

1.有効成分の違い ※かぜ薬の場合
◎病院の薬・・・
 一人一人の症状に合わせるため1つの薬には1種類の有効成分だけのものが多くなっています
 例・・・
  ・イブプロフェン・・・熱を下げ炎症を抑える
  ・リン酸ジヒドロコデイン・・・せきを止める
  ・塩酸メモルエフェドリン・・・せきを止める
  ・マレイン酸クロルフェニラミン・・・鼻水を止める
  ・ビフィズス菌、乳酸菌・・・整腸作用
  ・レパミド・・・胃の薬
 これだけで6種類にもなります。そして朝・昼・夕と1日3回服用となれば、薬の数が多くなります。

◎市販薬(総合感冒薬)・・・
 1錠(1包)の中にやはり8〜9種類の有効成分が含まれています。1錠(1包)で熱、せき、鼻づまり、消化不良に効きます。

2.有効成分の量
 市販薬の場合、幅広い年齢の患者さんが自己管理のもとに服用するので、安全を考慮し、有効成分の量が少なくなっています。
 だからといって1度に2倍の量を服用してはいけません。

3.「スイッチOTC」
 病院の薬のうち医師の処方なしに使用しても安全と判断され市販されいるものがあります。こういった薬を『スイッチOTC』といいます。※薬自体の名前ではありません。
 もともと病院の薬ですから、薬の効き目が比較的強いのが特徴です。
 よく効くので漫然と長期間使用していると他の病気を見逃すことがあり、病状が悪くなることがあります。
 用法・用量など使用上の注意を守って使用して下さい。


 市販薬を使用していても良くならなかったり、逆に悪くなった場合、その薬を持ってかかりつけの医院、病院に相談してください。健康食品、サプリメントも常用しているなら必ず申し出てください。

平成21年1月10日
薬剤師:佐伯 厚江

      

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