いびき 無呼吸 睡眠障害 函館


2003年の山陽新幹線の運転士による居眠り事件以来、一般の人々の睡眠時無呼吸症候群に対する関心が高まっています。

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に断続的に呼吸が止まり、血液中と脳で酸素量が減少する病気です。

10秒以上の呼吸停止(無呼吸)が1時間に5回以上または7時間の睡眠中に無呼吸が30回以上有る場合睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

睡眠時無呼吸症候群の原因の95%は肥満や扁桃肥大、アデノイドなどで起こる上気道の閉塞です。



いびき日中の眠気や倦怠感、起床時の頭痛、熟睡感がない、集中力の低下、夜間3回以上の覚醒、夜間頻尿、寝汗など

血液中の酸素量の減少が続くため体に負担がかかり高血圧、心疾患、脳卒中の発症する可能性が高くなります。

1)ポリソムノグラフィー
基本的には入院して行う睡眠時検査です。寝ている間の睡眠状態を見るために脳波、筋電図、眼球運動図を取り付け、呼吸状態を見るために鼻腔内圧を測定するセンサーを取り付け、胸部、腹部の呼吸運動を測定するために胸部と腹部にバンドを巻きます。さらに血液中の酸素濃度を見るためにパルスオキシメーターとよばれるセンサーを指に取り付けます。

2)携帯用睡眠ポリグラフィー
入院できない方のために、自宅で行うことができる携帯用のポリグラフィー検査です。

1 生活習慣の改善

@ 減量

  肥満の方は、減量することで気道の閉塞が改善します。

A 飲酒制限

  アルコールは気道の筋力を弛緩させ、睡眠時の無呼吸を悪化させます。

B禁煙          

  喫煙は血液中の酸素濃度を低下させたり、気道の炎症を引き起こす場合があります。

2 CPAP(シーパップ)

 鼻マスクを装着して、鼻から気道に空気を送り込み、上気道の閉塞を防ぐ治療法です。

 CPAP装着は夜間寝ている時だけ使用します。もっとも標準的な治療法です

3 口腔内装具

 上気道を拡大する目的で口腔内に装着するマウスピースです。

4 外科的手術

 口蓋垂(のどちんこ)や扁桃大きく、気道閉塞の原因になっている場合は摘出手術を行います。

 

. 自己診断テスト

下記の質問に3つ以上当てはまった方は、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。

                    はい    いいえ

 ・ 昼間いつも眠い                   □          □        

・ いくら寝ても眠い          □     □

・ 朝の目覚めがすっきりしない     □     □

・ 朝起きると頭が痛い         □     □

・ 居眠りをよくする          □     □

・ 記憶力、集中力が落ちてきた     □     □

・ 夜間、何度か目を覚ます       □     □

・ 夜間、何回もトイレに行く      □     □

・ いびきがうるさいと言われる     □     □

・ 精神的に不安定になる        □     □

当院でポリソムノグラフィーと携帯用睡眠ポリグラフィーの検査ができます。
お気軽にご相談ください。
循環器科 能戸 徹哉
平成18年4月4日
        

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