函館美原 癌 禁煙外来 タバコ

アルコールも癌の原因
 

 
喫煙が肺癌をはじめ多くの癌や呼吸器疾患、循環器疾患のリスクとなり、健康へ悪影響を及ぼすことは広く知られるようになりました。
 ここ数年喫煙率は低下傾向にありますが、今でも成人男性の4割、成人女性の1割の方は喫煙を続けているのが現状です。

 平成18年には自由診療であった禁煙治療が保険適用となり、禁煙外来を設置し積極的に禁煙に取り組む医療機関が増えてきています。函館市内でも20ヵ所以上の施設に禁煙外来が設けられています。

 今回は、禁煙治療の全体の流れと禁煙補助薬について説明します。
 初診時に問診とタバコの有害物質の1つである呼気中の一酸化炭素濃度を測定します。ニコチン依存症と診断されると禁煙補助薬の説明を受けますが、現在使われている禁煙補助薬には貼り薬と内服薬があります。
 貼り薬にはニコチンが含まれ、ニコチンが皮膚から吸収されます。貼り薬のサイズを小さいものに順次切り替えてニコチン依存症を改善させます。
 一方、内服薬はニコチン切れの症状を軽くし、さらにタバコを吸った時の満足感を抑えます。ニコチンは含まれていません。
 患者さんは自分にあった薬を自ら選択することができます。

 治療期間は約3ヵ月間で、この間に初診を含めて5回診察に入ってもらいます。毎回、呼気中の一酸化炭素濃度を測定して禁煙治療がうまくいっているかを客観的に把握する一方、禁煙継続のためのアドバイスや副作用のチェックをします。

 最後に1つ注意したいことは、禁煙補助薬を使用すると、簡単に禁煙が達成されるわけではないということです。食後や飲み会、仕事が一段落した時などにタバコを吸いたくなりますが、このような心理的な面までは禁煙補助薬では防げません。
 禁煙することのメリットを十分認識し、必ず成功させるという強い意志が必要です。


平成23年2月22日
内科・理事長:能戸 徹哉


      

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