大腸がんと食物せんい
〜 食物せんいのはたらき 〜
 

 近年日本人の食生活内容の変化から、「大腸がん」が増えてきています。
 私たちが毎日食べている「食物」は、1〜2日をかけて胃→小腸→大腸へと進みながら栄養分を消化・吸収されて「排便」となるわけです。

 ここで「いい排便」となる大切なことは・・・

  @食物せんいが豊富な野菜・海藻類を摂りましょう。
  A運動も大切。腸を動かす運動です。
  B肉類・加工肉の食べすぎをしない。
  Cアルコールの飲み過ぎをしない。
 などの他、発酵食品の摂り方も重要です。
 食物せんいは炭水化物やたんぱく質のようにこれといった栄養はないが、どうも体の調子をよくしてくれる・・・昔から「腸のそうじをする」と言われていました。
 近年、有害物質を体外に出す、栄養素の吸収、腸内環境を整えるなど、体に良いことが証明され、「第6番目の栄養」とも言われています。

 「食物せんい」には、水に溶ける水溶性と、溶けにくい不溶性の2種類がります。
 
  ・ 昆布、わかめ、もずく、めかぶなどの海藻
  ・ オクラ、やまいも、なめこなどのヌルヌル
  ・ こんにゃく
・ キャベツ、大根、ごぼうの野菜やきのこ類 
・ みかん、オレンジ、りんごやイチゴなどの果物
・ 大豆など豆類や玄米、小麦ふすまなど
  1日の目安として 成人 男性では20g、女性では17g程です。
  食品100gに含まれている食物せんいは、以下のとおりです。

   もずく/1.4g、ところてん/0.6g、こんにゃく/2.2g、おくら/5.0g、なめこ(缶)/2.5g
   ごぼう/5.7g、長いも/1.0g、枝豆/5.0g、アスパラ/1.8g、大根/1.7g、
   キャベツ1.8g、ブロッコリー/3.7g、白菜/1.3g、ほうれん草/3.6g、小松菜/2.4g
   りんご/1.5g

  つまり、野菜や海草類を『ちょっと気をつけて食べましょう』ということです。
 平成29年6月6日
管理栄養士 : 鈴木 みどり


      

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